エンカルナシオンのサン・ホセ湖岸は、ヤシレタ水力発電所の建設に伴う水位上昇によって形成された人工の湖岸である。ヤシレタ発電所はパラグアイとアルゼンチンの共同事業として1970年代に計画され、1983年に建設が始まり、1994年に初期の発電を開始した。その後、水位を段階的に上昇させ、2011年には最終的に海抜83メートルに達し、現在の湖が形成された。この過程で、エンカルナシオン市の旧市街地の一部が水没し、住民の移転と都市の再整備が行われた。
湖岸一帯はその後、「Nueva Encarnación(新エンカルナシオン)」計画のもとで再開発され、洪水対策施設とともに道路、公園、遊歩道、人工ビーチが整備された。こうして現在のサン・ホセ湖岸は、市中心部からパラナ川沿いに約7キロメートルにわたって広がる新しい都市空間として完成した。
この地区の名称の由来となったサン・ホセ教会は、もともと川沿いの古い住宅地に建てられていたが、再開発の際に保存され、現在も同じ場所に残っている。かつてこの一帯には鉄道駅や港の施設があり、アルゼンチンとの国境貿易の拠点として機能していたが、発電所建設により旧港や線路の大部分は水没した。
人工ビーチ「Playa San José」は、2010年代初頭に一般公開され、夏季にはパラグアイ国内は勿論、アルゼンチンからも多くの人が訪れるようになった。白砂は他地域から搬入されたもので、湖岸の勾配は緩やかに設計されている。
シーズンオフの様子・閑散期
10月の平日、雨が止んだ後に訪問した時の様子です。多くの店舗は閉まり、散歩、ランニングでちらほらと市民が来る程度です。









湖岸沿いにカフェや宿泊施設が建ち並び、歩行者専用の遊歩道と自転車道が整備されている。











夏のシーズン
以前訪問した際の夏の様子です。シーズンも終わりに近い平日の様子です。バカンス中の天気の良い週末はもっと混雑していると思います。雰囲気は海岸リゾートそのものです。

















