エステ市にあるショッピング・パリスは、ブラジルとの国境にある「友情の橋」のパラグアイ税関から約300メートルの距離に建設された大規模商業施設。ルイス・マリア・アルガニャ通りに面しており、かつて隣接・入居していたショッピング・チナ(現在は近隣の新社屋へ移転)と共に、国境貿易の中心的拠点として機能してきた。
利用客の圧倒的多数はブラジル人観光客や買い出し人(サコレイロス)であり、館内ではポルトガル語による接客やレアル建ての価格表記が一般化。2017年の開業当初から主要テナントとして広大な面積を占めていたショッピング・チナが、自社ビルである「メガ・ストア」を隣に完成させて退去した後は、その空き区画において大規模な改装工事が進行中。
運営形態に関しては、百貨店形式で一括会計を行うショッピング・チナとは対照的に、個別の店舗がブース形式で入居するモール形式を採用している。そのため、商品の支払い決済は各店舗ごとに独立して行われる。上層階の2階から3階にかけては、日本の100円均一ショップのコンセプトから発展した「トクトク屋(現在は『Toku Importados』にリブランド)」が入居しており、館内でも際立った占有面積を有する主要店舗となっている。
韓国系資本の企業であるK & K Shoppings SA(パリス・グループ)によって設立された。韓国系移民の経営者らによって主導され、2011年から公有地の譲渡を受けて建設が開始された。総投資額は約6,500万ドルに上り、エステ市における近代的な商業開発の象徴として2017年2月に正式開業した。
延床面積は約80,000平方メートル、店舗収容能力は最大で450区画に及ぶ。施設の特徴としては、物販だけでなく、スノーパーク、3Dミュージアム、アイススケートリンクといったアミューズメント施設を併設した「複合レジャー型モール」として設計されている点が挙げられる。現在は主要テナントの移転に伴い、商業動線や店舗構成に変化が生じている段階。
パリス(スペイン語ではスが発音される)という名称はどうやら特にフランス、パリとは関係なくイメージで付けられたもののようです。中にはフランス風喫茶店?「ボン・ジュール」があります。
なお、同社は Ciudad del Este 市との30年間のコンセッション契約(公共用地利用契約)を結び、商業施設を運営していると報じられています。







徳徳屋の内部、ジョニーウォーカーの像が


中央の広場


ボン・ジュール






